2016年12月28日水曜日

アテが外れた話

この前バックアップの話を書いたんですが、Blu-ray Discに期待していた追記機能はMac標準のディスク書き込み機能だと使えないっぽいということが判明しました。

僕の思い描いていたバックアップのとり方としては、

1.Finderのスマートフォルダ機能を使って特定のフォルダにおける最終更新日時が7日以内のデータを抽出する。
2.一週間で変更したデータ一つのフォルダにまとめてをBDに書き込む(i.e. 5th week, Dec, 2016)
3.ディスクが余ったら次の週にディスクの使用を繰り越して追記して使う

このうち、3番のみが不可でした。週によって触るデータの種類や量に違いが出るにしても25GBのディスクを1週間で埋められない…。かと言って1ヶ月毎とか2ヶ月毎にするとバックアップの粒度としてはちょっと大きい気が…。ちょっと心もとない。

BD-Rの仕様的には追記ができるようにはなっているけれども、Macのディスク書き込みツールはDisk At Onceという方式で書き込みしてしまうので追記不可になるということらしいです。そもそもの問題としてIncremental方式(追記ができる形)で書き込んでいくと存在が不安定になるらしい。本当?

Blu-rayは粒度が少し大きめのバックアップ用として使用するべきでしょう。

1週間分の変更したデータ群は順次HDDに保存していって、未だBDにコピーしていない分のデータが約20GB分溜まったら一気に流し込むようにするのが一番良いかもしれないです。それでできたデータはしっかりとHDDとは物理的に離れた住所で保管する、と。

ちなみにHDDにある4TB分の動画データのバックアップは諦めました。3,4ヶ月ぐらいしか実験してないインターン学生の分ぐらいは楽にコピーできるかと思いきや200 GBくらいありました。BD8枚分…めんどくさくて無理でした。まず均等にデータをわけるのが無理。No.1 of 8 とかにしたくない。 これはもう、3.5 インチのバルクHDD買うしか無いっぽい。大容量のデータ管理はむき出しのHDDを裸族のお立ち台で使って、いっぱいになったらそのままお蔵入りさせるカセット方式が一番じゃないかなと思う。

2016年12月24日土曜日

バックアップ

データのバックアップ、どのようにしていますか?

課程の最終年に差し掛かっている人たちがこの時期一番気をつけなければいけないことはこれまで作ってきた論文や実験のデータが吹っ飛ぶことですよね。そしてそれは僕らが思っているよりも高い確率で発生してしまいます。

コンピュータの運用方法は場所によって異なるかと思いますが、データのバックアップに関しては個人に任されているところが大半ではないでしょうか。

僕自身は「HDDにコピーをとっておく」ということしかしていません。

考慮したい要素は「コスト」「寿命」「簡便さ」が挙げられます。学生が個人のできうる範囲で行うバックアップとするとやはりコストを最重要点としたいところです。気が向いたらしっかりとしたデータを集めたいと思いますが。。。例示する商品およびそのデータは2016/12/24 17:48時点における価格.com ( http://kakaku.com )の各カテゴリの注目ランキング1位になっている商品のものです。

・3.5インチHDD (3 TB, WD30EZRZ-RT, Western Digital)
コスト:7754 JPY / 3000 GB = 2.58 JPY/GB
寿命:通電している時間による。(1万時間ぐらいらしい。が、個体差もある。
簡便さ:別にHDDケースが必要となるが、3 TBを1つのデバイスで扱うことができるので省スペース。補助電源を必要としない設計になっていればUSBケーブル一本で接続するだけ。フォーマットによっては異なるOS間の互換性もある。書き換えも自由。

・2.5インチ SSD (250 GB, 750 EVO MZ-750250B/IT, Samsung)
コスト:6134 JPY / 250 GB = 24.53 JPY/GB
寿命:書き換え回数による。(700 TB以上書き換え可能らしい。)、ただお蔵入りにするとNANDメモリが揮発するとか?本当?
簡便さ:高速なデータ転送が可能で非常に簡便。外部電源が必要という話も聞いたことが無い。さらにメカニカルな部分が無いので軽量小型。

調べてびっくりしたのはSSDの価格がここまで下がっていることです。素晴らしいですね。特に大量のデータが無ければSSD一択の感があります。

それで、僕はどれを選んだのかというとBDです。コスパは良い気がします。25GB × 50 discs = 1250 GBで 2000円くらい。書き換えはできなくても追記はできるみたいです。ただしスピンドル中のBDがすべて使えるとは限りませんが。問題点は月日が経つに従って大量の枚数になってしまうのでは無いかということですね。でもそれまでにはきっと夢の様な技術によって1 Discで10 TB以上にもなりますよ。

追記 2016/12/24 18:50
バックアップで本当に大切なのは保管場所を分散させることです。特に大切なデータはオンラインストレージや実家、自宅、職場、いろいろなところに分散させましょう。